2015年10月23日金曜日

「夢・未来プロジェクト」~車いすテニス~



10月15日、
オリンピック・パラリンピック教育推進「夢・未来プロジェクト」にて、
車いすテニスの堂森佳南子選手に来ていただけました!!!




堂森選手を大きな拍手の中でお迎えし、
これまで歩まれてきた堂森選手の講話からスタートしました。



中学生のときに病気により両下肢が麻痺。
さまざまなスポーツを経験し、車いすテニスで才能を開花することとなった堂森選手。
今では、
ITF世界車いすテニスランキング12位、
ロンドンパラリンピック日本代表としてダブルスベスト8など、
大変輝かしい結果を残してこられているお話を伺いました。
また一方で、
両下肢が麻痺したことで、生きていくことの大変さ、人生でのどん底を味わったという話もありました。

生徒は常に集中して、堂森選手の話に聞き入っていましたが、
そのとき生徒は何を感じて、何を思ったのでしょう。

最後には、
質疑応答の時間もあり、
生徒からはテニスに関すること以上に、
スポーツ選手としての心持ちや、生きていく中で大切にしているものなど、
さまざまな質問が飛び交いました。




また堂森選手の講話のあと、
数名の生徒による車いすテニス体験(実技)もあり、
全校生徒が一体になって車いすテニスの難しさを感じたことでしょう。

体験の最後には、
スタッフさんの取り計らいもあり、
予定していなかった教員の車いすテニス体験もあり、
生徒はもとより、先生方もその難しさを痛感しました。





最後は堂森選手を中心に全校生徒と全体写真を撮り、
大きな拍手の中で堂森選手の講演は終了しました。



2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
それに向けて多くの人がさまざまな思いでその年を迎えることと思います。
しかしながら、
その夢の舞台で自分が積み重ねてきたものを大いに発揮して、
自分の信じてきたことを貫き通す意思は共通しているのだと感じました。l

生徒も今日の堂森選手のお話の中で、
さまざまな材料を得ることができたでしょう。


今回の話の材料から、
生徒が大きく成長してくれることに期待しています。